スコアメイクに重要なショートゲーム。特にウェッジが決まりだすと、ゴルフがとても楽になります。ここでは、最適なウェッジを選ぶためのノウハウをご紹介。いくつかのポイントを踏まえて、あなただけの秘密兵器を見つけ出してください。
パターを除き、もっともピンに近い位置から使うのがウェッジ。そんなウェッジを選ぶ時に注意したいのは、ピンポイントに落とせるフィーリングを持てるクラブかどうかです。自分の直感を信じて選びましょう!
また、性能面で最も気になるスピン性能については、溝とフェースの仕上げが決め手です。溝が多いほど摩擦係数が高まってバックスピンもかかりやすくなりますし、最近流行のミーリング(フェース全面に円状の細かな線が入ったもの)フェースや、フェース面に特殊な塗装を施したものだとさらに多くのスピンがかかり、ピタッと止めるショットが可能になります。
バンカーがうまく行かないという人は、ソール幅とバウンス角に注目してください。基本的にボールの手前の砂を爆発させ、その勢いでボールを飛ばすバンカーショットでは、ソール幅が厚く、バウンス角の強い(12度以上のも)ウェッジの方が、スイングの大きさだけで距離感を出せます。反面、微妙なコントロールが効かないため、上級者はバウンスが少なく(10度以下)ソール幅の薄いモデルを好む傾向にあります。
ヘッド形状については、グースネックの強いものもあれば、フェース全体に丸みを帯びたものやリーディングエッジがストレートなものなどさまざまですが、最初に述べたように、ピンポイントで落とせるフィーリングが持てるクラブであれば特に形状にはこだわらなくていいでしょう。
最後にロフト角。バンカー主体のウェッジであれば、バウンス角の大きな56度前後のものがおすすめです。フェアウェイ主体であれば、最も得意な距離(80ヤードであれば52~54度、60ヤードであれば58~60度など)をより正確に打てるロフトを選ぶのが最もリスクが少なく、おすすめです。また、プロの使用で話題になったロフト70度のウェッジなどは、フルショットしても30~40ヤードしか飛びませんが、反面、この距離でコントロールを必要としないというのは練習量の少ないアマチュアには大いに武器になるでしょう。
以上を踏まえ、自分にあったベストウェッジを探し出してください。
真っ直ぐ構えて、ただ普通に打つだけで簡単にバンカー脱出!バンカーショットが苦手なゴルファーにおすすめのウェッジ!