Interviews食育インストラクター

娘に「かわいいキャラ弁を作ってほしい」と言われて独学でスタート

神藤 千穂 40歳 神奈川県在住
お弁当作家/フードデザイナー/一般社団法人日本キャラベニスト協会理事/お弁当学マスター認定講師/食育インストラクター
娘さんのキャラ弁をきっかけに、お弁当作りの楽しさにハマったという3児のママ。今ではお弁当作家として書籍、雑誌、WEB、商品パッケージ制作など大忙し。── 実際のお弁当作りを披露していただきながら講座の感想とお弁当の素晴らしさについてお話を伺いました。
BLOG「かわいいおべんとう。」 Instagram @jndch
神藤千穂さん

神藤 千穂さん 40歳 神奈川県在住
お弁当作家/フードデザイナー/一般社団法人日本キャラベニスト協会理事/お弁当学マスター認定講師/食育インストラクター
娘さんのキャラ弁をきっかけに、お弁当作りの楽しさにハマったという3児のママ。今ではお弁当作家として書籍、雑誌、WEB、商品パッケージ制作など大忙し。── 実際のお弁当作りを披露していただきながら講座の感想とお弁当の素晴らしさについてお話を伺いました。
BLOG「かわいいおべんとう。」
Instagram @jndch

食育インストラクター養成講座の受講のきっかけは?

子どものために栄養バランスの良いお弁当を作りたくて

娘の幼稚園は毎日お弁当が必要で、『かわいいキャラ弁を作ってほしい』と言われました。それで作って出来上がってみると私も娘も嬉しかったので、写真を撮り始めてSNSに載せるようになりました。

キャラ弁は独学だったんです。飾り方とか自分で工夫したりして。そうしたら、企業サイトに載せるキャラ弁や、WEBでのキャラ弁レシピなど、仕事の依頼が入るようになりました。

また、日本キャラベニスト協会から声を掛けていただき、活動に加わることになりました。子どものお弁当をSNSに掲載していくと、「もっと良くするにはどうしたらいいんだろう?」と思うようになって、もっと栄養バランスが良く、子どものためになるお弁当を作りたいなと思うようになったときに、食育に興味を持つようになりました。
子どもの食についての知識をもっとつけたいと思って、いろいろ調べて食育インストラクター養成講座をやろうと決めました。

神藤千穂さんが作るキャラ弁

クマさんのお弁当、可愛いだけじゃなく美味しそう!コツは?

おにぎりの可愛さと
美味しさのコツはラップ使い

お弁当の中身:[くまのおにぎり/パプリカのきんぴら/昨晩の牛肉と大根の煮物/卵焼き/ブロッコリー/スイートポテト]

卵焼きはまきすで外側に模様を。スイートポテトは二男がおいも掘りをしてきたサツマイモで作りました。

おにぎりは、外は堅めにつるっと、内側はふんわりさせるように作ることを心掛けています。
中までぎゅっと固めると子どもは食べづらいので手でにぎるより、ラップを使いながらまな板の上で転がして作っています。

詰め方としては、大きいおかずから場所を詰めていき、スキマに小さいおかずを入れると隙間なくバランスよく入ります。

本講座を選んだ決めては??

服部幸應先生の講座
というのが魅力

3人の子育てをしていると通学するスクールだとなかなか行けないし、一番下の子が幼稚園に入ったタイミングで、時間が少しできたので、家で空いた時間でできる通信講座がいいなと思いました。服部幸應先生の講座っていうことで、TVでもよく見るので、がくぶんの食育インストラクター講座に決めました。

食育インストラクター教材を持つ神藤さん

食に関するお仕事や活動について教えてください

書籍・雑誌・WEB・商品パッケージ写真など

お弁当のお仕事がほとんどで、たまにパーティー料理だったり、スタイリングも含めたものも頼まれることがあります。 お弁当の仕事は、書籍、雑誌、WEB、商品のパッケージ写真などいろいろあります。 撮影が多いんですが、その仕事場の空気感も好きですし、出来上がったものを見るのも楽しみです。

どの仕事も好きなんですけど、TVは緊張するのであまり(笑)。
※取材日の少し前に『ヒルナンデス!』に生出演されていました。

仕事の依頼のされ方、続けるために心掛けていることは?

仕事の依頼はSNSを
通じていただくことが多いです

SNSで一回仕事が来て、その後はまた同じ方から声が掛かることもけっこう多いので、仕事は増えている感じです。意外と忙しいです(笑)

ブログで気を遣っていることはできるだけ写真をきれいにして、美味しそうに見えるようにすることを心掛けています。『こういうお弁当作れるようになりたい』と思ってもらえるようなものを載せられるようにしたいです。

写真は独学で、いろいろ調べながらやっています。「どうも暗く写っちゃう」「この影を取るにはどうしたらいいのかな?」とか調べていくと、どうやらレフ板とか白い物をたてかけると、お弁当が明るく写ることが分かったんです。

たいしたことじゃないんですけど、自分の家でできることをしてみたりとか、カメラの設定を勉強してみたりしています。

手作りレフ板の説明をする神藤さん ▲ 手作りのレフ板を使用し、なるべく自然光での撮影を心がけている

仕事を続けていくために心掛けていることは、楽しくないと作るものにも出てしまうので楽しめる範囲で、あまり子どもにも自分にも無理をさせないスケジュールでやっています。

第一は家族なので、家のことがきちんとまわるように、というスタンスです。

神藤さん制作クリスマスキャラ弁

これからしていきたい活動を教えて下さい

食育インストラクターの
資格を活かした仕事

食育インストラクターの資格があるから活きていることっていっぱいあるので、もっと食育のことを広めたいです。協会からも「食育色を出した講座をやりたい」って言われていて。

子どもに料理をする機会や、旬の野菜のこと、テーブルマナーなど食育の知識を交えたような、子ども向けの講座やお弁当の講座を作りたいです。
あとは、「行事食を自宅で楽しもう」という提案をしていきたいです。外食するんじゃなくて、ホームパーティーで、おうちで作って楽しもう、というのを広めたい。

食に関する仕事や活動を始めるためのアドバイス

とにかく発信して、
沢山の人に見てもらうこと

「資格を取ってこんな仕事をしています。」とか、していなくても「お教室を始めるのが夢です。」とか発信してると、それを見つけてくれて声をかけてくれることもあります。

習いたいという声が出てきたら、その人たちを集めて教室やってみるとか。広がりが絶対出てくるので、SNSとかインターネットで発信したり、お友達に言っておくと、学校の行事やPTA活動とかで声が掛かったりもします。

なのでいろんな人に自分の目標やスキルを言っておくといいなと思います。

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神藤さんのおすすめ講座

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